マトリックスな現実 20110427

 近未来を描いたSF映画「マトリックス」はPCに人類が電源を奪われ逆に電源にされるという内容だが、今まさにこの日本で起こっている事と似てはいないか?東電に電力を奪われ、計画停電でも何でもやられる。原発は果たして必要だったのか?CO2を出さないことは認めるとして、安全神話は完全に崩壊し安価というのも現地に支払う補助金を加えていなかったりと最初から不正の疑いがある。今すぐにでもすべての原発を止めたいが他に代わる電源がないため現実には不可能。今後電気料金の値上げや家庭太陽光発電の買い取り料金値下げなどが予想される。しかし今や福島原発という制御不能な猛獣をも手に入れ他にまねできない猛獣使い?の東電には誰も本気で逆らえまい。今まで電力自由化に強く反対していたのは竹中元総務大臣が言っていたが東電だったのだそうだ。もっと早く太陽光発電と蓄電装置などの自家発電を普及させていればこんなことにはならなかったんじゃないか? 原発導入も政治的なことも想像されるが。たぶんあれは、GEの技術のお古だろう。原子力技術の将来の研究はいいとしても、現在の軽水炉はもうダメでしょう。