ザ・パシフィック追伸 (機関銃について)

 海兵隊がガダルカナルの戦闘で肩に担いで持ち運んでいた円筒形の機関銃が気になり調べたらブローニング社製の水冷式機関銃であることがわかった。水が入っているため持ち運びには苦労を要するが銃口が加熱することを防ぎ連続射撃ができるすぐれもの。方や日本軍はというとシナ事変から使用している92式重機関銃が最高の機関銃で、一定の威力はあるものの一人では持ち運べないほど重く、発射速度も遅くすぐに故障するしろものという。機関銃一つをとってもこれだけの差があり、ましてや実際は銃器弾薬が補給できない状態だったのだからなんともやるせない。